レーザー加工できる素材について【二層合皮 編】

レーザー加工できる素材について【二層合皮 編】

2021-07-19

レーザー加工できる素材について、よくお問い合わせをいただくので、JaMで取り扱っている素材を紹介したいと思います。

二層合皮は、JaMで一番人気の商品、栞に使用している素材です。

最初に販売店さんから、この革の加工サンプルを見せていただいたとき、こんなものがあるのか!とびっくりしました。

レーザー加工用の合皮で、薄い革が層になっていて、上の層をレーザーで削ることで、下の層の色が現れます。

レーザー用二層合皮

革の栞

好きな形に切断することができるので、単行本でも文庫本でも使いやすいサイズで、栞をデザインしました。

JaMの代表 兼 デザイナーである私は、読書大好き!
私の読書愛から生まれた商品で、私自身も普段から愛用しています。
読書好きのお客様からも、使いやすいと好評です^ ^

厚さは1mmもないくらい。
かさばらない薄さもちょうど良く、柔らかい素材なので、本を傷める心配もありません。

裏面は下の層の色です。 素材の仕様上、裏面への彫刻加工はできません。

一枚ずつ、名前やメッセージを入れて作ることができるので、プレゼントや記念品に人気です☆

革の栞シンプルデザイン

コースター・ネームタグ

栞の他には、コースターやネームタグにして販売しています。

傷にも強く、撥水性があるので水に濡れても大丈夫。
裏面には水が染みますが、使用後にすぐ乾かしていただけば、痕には残りません。

薄いですが、合皮なのでしっかりしていて、破れたりすることもありません。

革のコースター
革のネームタグ

もっと他にも何かできないかなーと思っているのですが、アイデアが浮かびません^ ^;

ちなみに本革をレーザー加工すると、彫刻したイラストや文字は、革が焼けた色になります。

JaMでは現在、レーザー加工用二層合皮しか使用していないため、持ち込みの革素材への彫刻加工はお受けできません。