2019年に夫婦で雑貨店をオープン。私(妻)が代表の個人事業主夫婦です。
日々の帳簿付けや確定申告に必要な書類の作成は、会計ソフトで出来るので、税理士さんにお願いしなくてもいいのでは?と、自分たちでなんとかやっています。(日商簿記検定2級を持っています)
最初の2年(令和元年度と令和2年度)の確定申告は白色でしたが、少しずつ売上が伸びてきたことと、夫を専従者として給与を支払うため、令和3年度から青色申告にすることにしました。
結婚する前にもフリーランスで仕事をしていましたが、ずっと白色だったので、青色申告は初めて!
戸惑ったこともあったので、書き残しておきます。
これから夫婦で事業を始められる方や青色申告される方にも、参考になれば幸いです。
(書類の記入例など、他のサイトでたくさん紹介されている事は割愛しています)
前の記事はこちら↓源泉徴収について。
目次
はじめての青色申告 -年末調整編-
個人事業主の夫婦でも年末調整って必要なの?
11月頃、また国税庁からドカンと書類が届きました。
今回も読む気にならない分厚い冊子。
読むと思って送ってきてるのかな?
でも前回の反省もあるので、頑張って読みます。
(提出期限は1月なので、お正月休みの間に処理することにしました。)
そして前回届いたのと同じ「所得税徴収高計算書」というピンク色の伝票もまた入ってました。
年末調整って、会社でやってましたよね。
扶養家族とか生命保険とかを書いて、経理に提出するやつ。
これを夫(専従者)が妻(代表)に提出しないといけないってことみたいです。
夫婦なのに、何この作業?って感じです。
年末調整は年調ソフトで電子化しましょう
夫 (専従者) が提出する書類は「年調ソフト」っていうもので作れるそうです。
電子化で簡単になるなら・・・と早速このソフトをインストール。
国税庁ホームページにあったマニュアルを見ながら、画面に従って入力・・・
最後にXMLデータとPDFを保存して・・・
あれ?このデータをどこにどうやって提出するの?
で、国税庁ホームページや、届いた冊子を読み返すと「勤務先に提出」と書いてある。
勤務先って、妻だよね?妻はどうしたらいいの?
調べた結果、年末調整で源泉徴収の過不足を計算して、 所得税徴収高計算書を提出するらしい。
うちの場合は専従者給与は月8万、源泉徴収はないので、過不足なんてないし・・・12月支払い分の所得税徴収高計算書も提出したし。
やらなくていい作業だったみたいです。
でも、届いた書類の中には、やらないといけないものも入っていました。
給与支払報告書を市役所に提出
これは1月31日までに市役所に提出するもの。
「給与支払報告書(総括表)」が表紙、「給与支払報告書(個人別明細書)」が中身というイメージです。
青い伝票「給与支払報告書(個人別明細書)」は4枚綴りになっていて、1枚目と2枚目を市役所に提出します。
3枚目と4枚目は市役所で受理する際に返されました。
(3枚目は必要であれば税務署に提出するもの。4枚目は控えです)
提出の際、給与の支払い者(うちの場合は妻)のマイナンバーの提示を求められました。
普通徴収と特別徴収って?
黄色い紙「普通徴収切替理由書」というものは何のことかわからなかったので、市役所で教えてもらいました。
住民税の納付方法をどうするか、ってことだそうです。
特別徴収・・・会社が給与から住民税を天引きする。
普通徴収・・・市役所から納税通知書(納付書)が送付されてきて、個人で納付。
給与から天引きなんて、どうしたらいいのかわからない。
なので、普通徴収にすることにしました。
必要があれば給与所得の源泉徴収票を税務署に提出。
これは先程の青い伝票、4枚綴りの3枚目です。
うちの場合はたぶん、提出の必要はないはず・・・
給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
青い伝票の3枚目「給与所得の源泉徴収票」と一緒に税務署に提出するらしいです。
これは提出しなくてもいい書類なのか?わからないけど、e-Taxで電子申告しました。
とりあえず、これで年末調整はおしまい。
分厚い冊子や、わけのわからない書類に戸惑いますが、なんとか出来ました。
間違っていたら税務署から何かしら連絡があるでしょう。